年末近し。 |
さて、いよいよ2009年も残すところ、あと1週間たらず。 今年のシーズンを振り返ってみるに、怪我に泣かされたシーズンなのでありました。 人生、幸運の量というものは決まっていると何かの本で読んだ記憶がございますが、 今年は小さい不幸に見舞われた年でありました。 ですが、好事魔多しという言葉もあるとおり、 調子よく物事が進んでいるときこそ危険が迫っている!ということもあります。 また、その逆も 何事も上手くいかないときこそ、普段気付かなかったことに気がつけるチャンス・・という こともまた事実でありましょう。 そういう意味では今年は本当に沢山の気付きを得られた年となりました。 いま振り返ってみるに、人生の勝者とは、 「何事もポジティブに考えられること」 に尽きると 思うわけであります。 もともと10人いれば10人の人生があり、どれも間違った人生というものはございません。 一人一人がそれぞれのストーリーの人生を送っているわけですし、自分の価値観だけで 人の人生を批判することは出来ぬはずです。 人生を楽しむ・・ということにおいて、やはりポジティブ思考 というのは大切なわけで、 その上で、いかにより人生を楽しむことが出来たか?ということだと思うのです。 人生を楽しむ・・簡単に言葉にすると、軽薄な気もいたしますが、 人が永い年月生きていくわけですから、良いことも、悪いことも当然あるわけです。 よいことに巡り合えたら素直に喜べばいい、感謝すればいい。 悪いことが起こっても、何かを忠告してくれているのだ・・と思えば、そこから得られるものは 更に人生を豊かにしてくれるでありましょう。 今、現実に起こっていない不幸を心配するのは、愚の骨頂であります。 せっかく数少ない「良い事」が目の前に広がっているというのに、その中で「このあと悪いことが起こるんじゃ?」と 心配して、心がしぼんでしまったり、萎えてしまったりするのは、愚か以外の何者でもありません。 笑うかどには福来るという言葉の本当の意味は どんなときも笑顔で、たとえ不幸が起こったとしても、それでも笑顔でいる すべてを受け入れる覚悟が あれば、おのずと幸福が訪れるものだということでは無いでしょうか? 起きてもいない不幸に捉われ、気に病み、今の幸運を感謝する余裕も無い。 心の闇に常に疑心暗鬼を抱え、他人の幸運を妬み、自分の不遇を恨む。 これでは・・・・幸せとはいえないのではないでしょうか。 ともあれ、今年は全世界的に不景気風に吹かれ、国政も新政権で大混乱の一年であったかと 思います。 会社員であるワタクシも、この不景気のあおりを受け、大変苦しい一年でございました。 プライベートでも、シーズン早々に首を捻挫いたしまして未だ後遺障害に悩まされる日々でございます。 それでも・・・・と。 それでも、先日行われた北海道エンデューロ愛好者たちによる忘年会では笑ってられました。 参加された皆様も笑っておられました。 先日見たテレビで、とある女性がこう語っておりました。 「幸せだから、笑うんじゃない。 幸せになるために笑うんです」 まさに、真理だと、目からウロコの思いでございます。 たとえ、今がどれほど辛かろうともそれを受け入れ、涙目になりながらでも笑う。 暗くふさぎこまないで、とにかく笑う。 「笑う角には福来る」 来年もおそらく世情は厳しいものでございましょう。 ですが、暗くふさぎこまないで 明るい気持ちと、前向きな心と、受け入れる覚悟をもって 穏やかに 「笑っていたい」 と、そのように思うわけでございます。 今年一年、本当にありがとうございました。 皆様にとって、2010年がとても素晴らしい年になりますように。 そして、また春になれば山で、レース会場で、ブログ上で元気にお会いできれば・・と思う次第です。 |
by kawasaki_ninjya
| 2009-12-26 11:56
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