X-day Japan |
日本経済の破綻、日本国の破産する可能性は現在95% まであがっている。 それは、現段階で日本は今、国・地方・財投(財政投融資)を合わせて1100兆円 という途方も無いの借金を抱えているからだ。 この数字はGDPの2倍という数字だ。 この「2倍」という数字がいかにとんでもないことか! 例えばロシアが財政的に破綻したときで、国の債務はGDP比60% アルゼンチンの破綻でも60%水準であった。 これらを大幅に上回る数字なのだ。 なぜ、この数字で今の所日本が成り立っているのか? 海外から、ぎりぎりのところで信用状態があるのか? それは国民の御仁資産 1400兆円の信用力と、 トヨタやキャノンなどの世界規模の企業があげている貿易黒字の存在である。 世界規模でみれば、国家資産としては完全に破綻しており、 我々の個人金融資産1400兆円が担保になっているのである。 が、しかし、これも日本国の債務 1100兆円の前にはもうすぐ担保の 信用額を超えてしまう。 そう、現在の超低金利をもってしても、2007年には日本国は債務超過で 破綻するのである。 破綻とはどういうことか? 国の信用力が落ちて、円の大暴落からハイパーインフレを引き起こす。 なりふり構わず、大増税を打ち上げる。 徳政令(預金封鎖)などが怒るのである。 消費税を35%まで上げないと国の債務の金利が払えない状況に 現在陥っているのである。 バブル崩壊で企業のリストラが加速度を増し、冷え切った経済状況で、 今度は国家金融崩壊である。 私たち一般庶民は更なる経済的寒波に追い立てられることとなるだろう。 もちろん社会保障、医療保障なども崩壊。 貧乏人は麦すら食えない状況である。 新聞では、「日本経済が復帰!」とか、「底辺から上昇」とか言っている。 ほとんどが虚無の内容の中に、真実がちりばめられている。 それが大きく取り上げられないのが全く不思議だ。 今から5年前に経済企画庁が自らの論文で、「従来型の財政運営を続ければ、 財政赤字は拡大し、95%の確率で税金では返せなくなる」とはっきり謳ってい るのである。 郵政民営化の問題もその一環であるが、何故小泉首相があそこまでかたくなに 郵政民営化を推し進めたのか? 郵政からの税金回収もあるが、一番のポイントは「郵政の財政投融資には 莫大な不良資産が隠されており、その財投の出口には92もの外郭団体が 群がっている。そこにある不良債権が民間の不良債権よりはるかに深刻だ」 と小泉首相が郵政相時代に発言した言葉にすべて集約されている。 つまり、隠れた不良債権が露呈したとき、それは、民間企業の不良債権とは 比べ物にならないくらい、深刻な状況だということだ。 おそらく、郵政のみならず、道路公団も、厚生年金も同じように 途方もない「不良債権」を隠していると思われる。 これらが、一気に噴出してくるのが、おそらく2007年である。 国家の債務超過から、それまで隠していた不良債権がすべて噴出し、 円が暴落、怒涛のごとくインフレが始まり、一般庶民は極貧の生活を 余儀なくされる。 持っていたわずかばかりの金融資産も凍結され、全く手足をもがれた状態で 社会保障も、医療保障も無い厳しい現実に放り出される。 その時に我々は生き残っていけるのだろうか? いずれにしても、自己防衛の時間が後わずかである。 |
by kawasaki_ninjya
| 2005-12-12 10:59
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