人気ブログランキング | 話題のタグを見る
(^_^)enduro

オフロードバイクと北海道の楽しい林道♪
by kawasaki_ninjya
coolwater
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
リンク集 
ツイッター&翻訳
以前の記事
フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


国家破産後の世界
前々から、日本の経済破綻のことは書いてきた。
日本の破綻が避けられない状況であるとも書いてきた。
であれば、破綻後はどのような世界であるのか?
これも、多種多様な予想を記した書物はあるが、
私がもっとも信用が置けると思った事例を書く。

2001年の段階で、欧米のメディアはすでに警告を発してきた。
欧米の経済誌はこぞって「日本は何故自滅の道を突き進むのか?」
ということを研究している。
そして、その後の破たん処理についてもである。
もちろん、この日本の破綻が仕組まれたものなのかどうかは
判らない。私は仕組まれたものという見方をしているが。
しかし、それに気づかず、いや、気がつかないフリをしてきた
国民、政治家、企業などの責任でもある。

何故バブルが崩壊したのか?
その本質は何か?
これは海外の金融投資家たちの実験であったであろうと
思われる。
その後来る日本破綻に向けて、金融占領をするための実験である。
そこには巧妙な心理操作も含まれている。
事実、我々日本人の多くは、バブル崩壊後の混乱を乗り切ったと
思っている。新聞上でも「バブル期以上の経済発展だ!」と書いて
いる。
この事により、日本人の多くは「あのバブル破綻ですら乗り越えた」
という「根拠のない安心感」をもってしまった。
これは依存の安心感である。
国がつぶれるはずが無い。多少の経済動揺があったとしても、
我々の生活の根底が崩れるわけではない。と。
が、国家破産の前に、バブル崩壊などの小波である。
今日本が国家破産した後のシナリオとして3つだろうといわれている。

1.「アメリカの経済植民地」
 日本の優良企業のほとんどはアメリカのビジネス界に買収されるというもの
2.「中国の属国化」
 日本の政治家の中には驚くほど中国びいきが多い。
 そのことから、経済的にも、政治的にも、軍事的にも日本が押さえられるという
 ことである。
3.「アジアの小国」
 これはかつて世界を分け合って、繁栄したスペイン、ポルトガルが
 今ではヨーロッパの小国となってしまったように、日本はアジアの小国として
 ほそぼそと生きながらえるということである。

私はこの3つのシナリオの中では1が一番信憑性が高いと思われる。
つまりは IMFによる金融占領を受けるということだ。
このIMFによる日本の金融占領のシナリオは「ナバダレポート」に
克明に記されている。
この「ネバダレポート」の要点は8つである。

① 公務員の総数の30%カットおよび給料の30%カット。ボーナスはすべてカット。
② 公務員の退職金は100%すべてカット。
③ 年金は一律30%カット。
④ 国債の利払いは5~10年間停止=事実上紙くずに。
⑤ 消費税を15%引き上げて20%へ。
⑥ 課税最低限を年収100万円まで引き下げ。
⑦ 資産税を導入し、不動産に対しては公示価格の5%を課税。債券・社債については
 5~15%の課税。株式は取得金額の1%を課税。
⑧ 預金は一律、ペイオフを実施するとともに、第2段階として預金額を30~40%カット
 する(財産税として没収)。

これらを見ると我々はまだ「大変だけどなんとかやっていけるのでは?」という
楽観的に考えるかもしれない。
しかし、である。
これには重大なことが記されていない。
日本のハイパーインフレについてである。
日本の円が急速に暴落すると、円が紙くず同様になるということだ。
紙幣価値の暴落により物価が現在の何倍にも跳ね上がる。
そして、決定的な不況により、おそらく、日本の中小企業のほとんどが倒産の憂き目にあう。
そうなると、我々の生活そのものもなりたたず、貧困にあえぐということに
なる。
そう、実質、我々中流層の生活を根底から破壊しつくすのである。
そうなったとき、我々が生き延びる手立てはあるのだろうか?

一つ、ここに参考となる情報がある。
かのロシアが破綻した際に、国民が餓死せずに生きながらえたのか?
ロシア国民は早くから国や官僚を信じず、家族や親戚、友人や地域の人たちと
助け合ってきたからである。
物資を皆で融通し合ってきたのである。
まさに、国政とは関係なく、人々で助け合いながら生きながらえた。
今の日本にそういうことが出来るだろうか?

我々に残された取るべき道は3つしか残されていない。

1.国家と抱き合い心中する。

2.国家に反乱する。

3.国家を見捨て夜逃げする。

この3つである。
日本のスーパーリッチ層はすでに「日本」を見切り、自分の資産を
海外に流し始めている。いざとなったら、国を捨て、海外に移住するだろう。
そして、日本の優良企業もすでに資本を海外に移し始めている。
かのトヨタがアメリカに本社を移す計画もある。事実、主要工場は
すでに移りつつあるだろう。「レクサス」等の高級ブランドは
アメリカや、ヨーロッパが中心なのである。
Canonも資本の50%以上はすでに海外ファンドが握っている。
これはすでに海外企業という事でもあるのだ。
そして、なにより「国の為に!」といっている政治家たち。
これすらも、すでに海外への移住の準備を済ませている。
すでにロスチャイルド系の金融会社の頭取になどなっている
政治家もいるのだ。
我々が、このまま、自ら何もせず、座して死を待つのか?
それとも今こそ、国家を変えるべく「民衆の力」で戦うのか?
選択は迫られている。
by kawasaki_ninjya | 2006-01-16 11:00 | まじめなお話
<< 補足資料 澄田 智氏 文化の融合 >>