許す・・という事 |
BGM <--この曲でも聴きながら、まったりと見てください。 昨日 某TV番組を見た。 亡くなった人のメッセージを伝えるという主旨の番組だ。 その中で、今一番の問題は「想像力の欠如」なのだという。 想像力が無いから、「相手の痛みがわからない、わかろうとしない」 想像力が無いから、「人の不幸や、問題を我が物として考えられない」 人としての「想像力の欠如」が現代社会に大きな問題をおこしているのだそうだ。 いじめ問題も 「子供は大人の鑑。大人の社会で陰湿なイジメがあるから、子供の間でも いじめがあるんです」と言い切っていた。 死してなお、言いたいこと、伝えたい思い。 生前にどれだけ辛い思いをしても、今生きている人たちに「幸せになってほしい」という 願い・・あの世へ逝った人たちはみな、生前にあった出来事すべてを許して、昇天していく。 ほんの一部であるが、「許す」事が出来ない魂がこの世で浮遊して、永遠の苦しみを味わって いるのだという。 ふと、我に立ち返って考えてみた。 「どれだけ許すことが出来ただろう。」 そもそも許すということはどういうことなのだろうか? 様々な本の中で一貫して訴えていることは、「許す」行為は他人のためでなく、 自分のためなんですよ・・という事だ。 人を憎んだり、うらんだりすることによって、心はその人に縛り付けられ、その苦痛を 延々と感じてしまうことになるのだという。 その相手を「許す」事によってその呪縛から解き放たれ、自由になることができるのだ・・ という。 そして大事なことがもう一つ。 「誰かを許すことによって、また自分も誰かから許される」ということだ。 許すから、許される。 許すことによって、自分が自由になり、魂を成長させることが出来る。 そして、すべてを許すことが出来たとしたなら、永遠の心の安らぎを得ることが出来る。 誰かを想い、誰かの痛みを想像し、誰かの悪意を許す。 誰かが、自分を傷つける言葉を言ったら、 「何故この人はそういうことを言うのだろう?」 「本当は何を私に言いたいのだろう?」 「私がその人にその言葉を言わせてはいないだろうか?」 「同じ事を他の誰かにしていないだろうか?」 相手の心の奥底を想像し、そして、「でも、すべてを受け止めて、許そう」と心で思う。 一番難しくて、でも、一番大切なことだと、つくづく思った。 PS とりあえず!ワシはウチの「社長」さんを許さなければなるまい。うーむ・・・ む、難しい・・・難しすぎる・・・・・精進して努力します・・・・むむむ・・ムリかな・・ |
by kawasaki_ninjya
| 2006-12-27 10:53
| だらだら日記
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