(^_^)enduro

オフロードバイクと北海道の楽しい林道♪
by kawasaki_ninjya
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前へ・・前へ・・
ENDUROレース・・・・・
人が歩くことも困難なヌタや、ツルツル滑る川や、
ステップがついてしまって亀の子状態になってしまう深い溝や、
木の根がまるで行く手を阻むかの如くに露出している森を走る。
それも、とても苦しい思いをしてだ。
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己のテクニックと、体力、そして精神力に対する挑戦だ。
そして、進むのだ。
前へ。前へ。
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これほど過酷でストイックな競技は在るだろうか?

観客も無く、たった一人で森や、林や、川を黙々と走るのだ。
前へ。前へ。

もちろんライバルも居るだろう。
「あいつには負けたくない!」っていう人も居るだろう。
火の様な闘争心を心に宿し、クレバーにラインをにらむ。
ライバルを追いかけるために。

やがて、ライバルのことは心から離れて、敵は自分自身になってくる。
折れそうになる心を、休みたくなる体を、恐いと思うハートを
叱咤激励しながら、進むのだ。
前へ。前へ。

とにかくタイヤ半回転でも
前へ、前へ。
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もちろん、ENDUROレースには様々なレベルがある。
MXコースを使ったものから、自然の大地をつかったものまで。

しかし、どんなレースであれ「楽」という事はない。
「楽」なレースはつまらないといわれるのだ。
つまり・・苦しくなければ楽しくない・・そういう競技だ。

ベテランであれ、ビギナーであれ、苦しいのは同じだ。
サバイバルといわれるレースは特に、完走することすら難しい。
走っているときは何を考えるのだろうか?

「楽しい?気持ちいい?爽快?」そんなもの最初の30分で吹っ飛んでしまう。
そして、下手くそな自分に不甲斐なく感じたり、苛立ったり、腕や足や腰が
痛くなってしまったり、動かなくなってしまったり・・
「もう、嫌だ。休みたい。早く終えたい」という気持ちが一杯になってくる。

もちろん、レースは何時止めてもいい。その場でアクセルを緩めて止まってしまえばいい。
しかし、もう一人の自分がそれを拒否する。
「まだだ!まだいける!まだ走れる。まだまだアクセルをあけるんだ!」と。

折れそうになる自分と、折れるのを拒む自分。
その二つの間で葛藤する。
そして、気がつく。
折れるのが嫌なのではなく、折れてしまう自分に失望するのが嫌なのだ・・と。

だから、アクセルを開け続ける。自分の本当の限界まで、自分のポテンシャルを信じて。
他の人とスピードを比べてどうこうではない。
自分が自分に失望しないために歯を食いしばるのだ。

「さあ、行こう!前へ、さらに前へ・・・」

そうして自分の限界を超えたとき、信じる自分でいられたとき、
たとえそれが、最後まで走りきれなくても、途中で倒れたとしても
その心は満たされている。
レースには勝てなかったけど、俺は、俺を褒めてやれる

「よくがんばったな!偉かったぞ・・俺」

たとえそれがコース途中であっても、まるで優勝したかのような気分だ。
たとえダウンしようとも、チャンピオンになった気分だ。
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そんな気持ちを一度でも味わってしまうと、もう止められない。
ずっとENDUROの虜になってしまう。
誰が止められるものか。
忙しいだけで、退屈な日常生活の中で、ENDUROは「自分と向き合う究極の手段」なのだ。

そしていつしかENDUROとはまるで人生のようだ・・と気がつく。
前へ、前へ。
止まりたくても、休みたくても、失望したり、絶望したり、しながら
それでも、前へ、さらに前へ。
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by kawasaki_ninjya | 2007-04-17 23:14 | だらだら日記
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