神々の指紋 |
今更ですが、グラハム・ハンコック著、大地舜訳、『神々の指紋』を 読んでみました。 この本は、古代文明の謎などのことを書かれておりますが、要約すると 1. 今から一万年以上前に、近代文明よりも高度の科学・技術知識を もっていたと思われる文明が、当時は温帯にあった南極大陸に存在していた 2. その文明は、天変地異のために絶滅したが、生き残った一部の人々は、 地球を周期的に襲う巨大な天変地異の危険について、後世の人類に 警告しようとした 3. この天変地異は、地球の "歳差運動" と密接に関係している可能性がある。 歳差運動は、黄道傾斜の変化や地球の公転軌道の離心率の変化などと あいまって、この地球に大天変地異を何度も、周期的にもたらしているらしい。 ことによると、そう遠くない将来に次の大天変地異は来ないともかぎらない。 4. 今日残されているスフィンクスやピラミッドのような建造物や、類似した話の筋を もっている各種の天変地異神話は、彼らからの警告のメッセージだ またこれらを示唆する証拠として下記の点を上げている。 1. スフィンクスは、地質学的調査の結果、〔水による浸食の跡が明らかになり〕 一万年から一万五〇〇〇年前に建造されたことが明らかになった。 その隣にある巨石でつくられた河岸神殿も同じ(一九九三年) 2. エジプトのギザのピラミッド群は、一万二〇〇〇年前の天体図となっている (一九九四年) 3. エジプトのアビドス近郊の砂漠からは一二隻の海洋船が発見された。 これらの船が埋められたのは紀元前四〇〇〇年の昔。 だが、エジプト人たちは今も昔も航海民族ではない(一九九一年) 4. 大ピラミッドの女王の間の南通気孔の先に部屋があることが、小さなロボットに よって発見された(一九九三年) 5. 二世紀から一六世紀に編纂された世界地図の多くに南極大陸が描かれていた。 〔しかもその海岸線は、氷のない陸地の形を正確に示している。 南極大陸が氷におおわれ始めたのは通説のような何百万年前のことではなく、 一五〇〇〇年ほど前から六〇〇〇年ほど前にかけてのことだ。 だから、超古代文明人は、当然この大陸の正確な形を知っていた。 南極大陸は、地球の地殻移動によって、約三二〇〇キロメートル南に移動して 現在の位置を占めた。〕 だが、南極大陸が発見されたのは一九世紀。 このことは五〇年前には知られていたが、ようやく最近、学問的に注目される ようになった。〔ハンコックは、現存している多くの古代地図には、近代文明が ようやく一八世紀になって獲得したような高度の数学や地理の知識-- 球形三角法や経度の正確な知識--が具体化されていると指摘しています。〕 マヤ文明もホピ文明も現代は第4の世界と言っている。 つまり、我々の世界の前に3つの世界があったということだ。 第一の世界は火で滅び、第二の世界は氷で滅び、第三の世界は水で滅びたと。 そして、我々は第四の世界に住んでいると伝えている。 マヤ暦も、オルメク文明の暦も、ホピ族の暦も皆ある日付を示唆している。 第四の世界の終焉の日をだ。 数々の古代文明が現代に生きる我々に何を伝え、どこへ導こうとしていたのか? その遠い遠い人類の祖先からの大切なメッセージは、我々の耳には届かなくなっている。 我々自らが、そのメッセージから遠ざかってしまったのではないだろうか? そこには大切な、大切なメッセージが込められているというのに。 今、また彼らのメッセージを真剣に読み取ることを考え無ければならないのでは ないか? と、夜更けに太古の世界に想いを馳せる今日この頃なのでありました。 |
by kawasaki_ninjya
| 2006-06-01 10:43
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