鏡の法則 |
ちょっと前に鏡の法則という話を読んだ。 要約すると、人生は鏡のようなものであり、人にしたことは自分に帰ってくる。 という内容だ。 つまり、人の為にしたことは結果自分に戻ってくる。 いい事も悪いことも。 だから、自分を滅して、人様に尽くしなさい。 それは他の誰でもない、「自分のため」なんですよということだ。 小さいことだが、この実証がワシに起こった。 事の発端は、とある問屋である。 この問屋は営業が一生懸命にくるのだが、いかんせん仕切り価格が 他と比べると高い。 営業が一生懸命なのでなんとかとってやりたいのだが、そこは商売。 値段交渉もするのだが、最終的には価格が合わなくて他から商品を とっていた。 が、昨日、ふと「ああ、こんなに一生懸命な営業だったら一度くらいは採算を 度外視にして、取ってみるかな」と思い、その高い問屋に発注を出した。 すると、すぐにその営業から電話。「いや、Ninjyaさん!本当にありがとうござい ました!」とえらく喜んでくれていた。「あきらめずに通っていた甲斐がありました!」 とも言っていた。 なんかすこし、こそばゆいような、でも、彼の役にたったのかなあ・・と 漠然と喜んでいた。 なぜなら、その苦しさはワシもよく解かるからだ。 ワシの会社も零細企業ゆえに、金額が高い。 大手商社などにはまったく太刀打ちできない。 ユーザーにもよく言われているのだ。 「Ninjyaさんのところは一生懸命だけど、値段が・・・」と・・。 しかし、である。 その日の夕方。一本の電話が来た。 ワシが通っていたけれど、「値段の折り合いがつかない・・」と断られていた 研究室からだった。 「あ、NINJYAさん?なんか、研究室内で話たんだけど、この間の見積もり、 あれ、発注しますから!」との信じられん話だ。 ワシ 「え??え??だってあの件は価格差が大きいので丸○商事さんに決定すると 言ってたはずじゃあ・・・」 ユーザー「ん・・まあ、そうなんだけど、教授が、値段だけじゃなく、今後のことも考えて NINJYAのところから買いなさいっていうからさ~」 ワシ 「え?・・そ、そ、そうですか。ありがとうございます!」 言いながら、ワシは問屋の担当営業に話をしたことを思い出していた。 ワシも、彼にそういう話をしたのだった。 そして、つくづく、「人生ってのは鏡のようなものなんだ・・・」と実感しました。 どうでしょう?みなさんもこのような経験はありませんか? たとえば、いいことだけでなく、悪いこと、「誰かにいつも嫌味を言われてまいった」 と思っている人・・あなたも同じように誰かに嫌味をいってませんか? 「なんで自分ばかりこんな嫌なこと・・」とおもっている人。 よーく考えてください。あなたが誰かに同じ想いをさせていませんか? 物事というのは必然におこるそうです。 つまり、原因があって、結果がある。 自分の起こした原因で「問題」という結果が起こる。 ゆえに、自分で解決できない問題はないのだそうだ。 大切なのは、この問題には「何かを気がつかせる」メッセージが含まれていると いうこと・・・。 その気づきはその人の成長の為にとても大切なことだということ。 そういう点、ワシはその大切な「気がつくチャンス」を次々と逃してきたんだろうなあ・・・ うーむ、もう少し深く物事を考えてみないといけない・・本当にそう想いました。 みんなが他人を思いやっていれば、色々な陰惨な事件など起こらないと 想うんだけどね・・。 人間である以上108の煩悩と戦わないといけないからね。 たいへんだよね。本当に。特にワシは煩悩大魔王だからね・・・しくしくしく。 |
by kawasaki_ninjya
| 2006-07-12 11:30
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